沖縄 糸満ハーレー

糸満ハーレーとは

糸満ハーレーは毎年旧暦5月4日に沖縄県糸満市で行われる海の祭りです。

ハーレーは爬竜船(はりゅうせん)を漕ぎ競い合い、海の恵みに感謝し、豊漁や航海の安全を祈願するものです。


ハーレーのシーズンの到来は、一週間前(旧暦の4月27日)に糸満市町端区の高台、山巓毛で朝5時にかねを打ち鳴らし知らせます。

そして、当日、ハーレーに参加する三村(西村、中村、新島)の代表者たちが集まり、御願(ウガン)をします。これが済むと、港ではハーレーの始まりです。


沖縄県内では、「ハーリー」と呼ばれているが、糸満では伝統を重んじ、「ハーレー」と呼んでします。

ハーレーは古くからの伝統的な行事であるため、古い時代の集落である西村、中村、新島の3つのムラに分かれて行われています。


主な内容

・御願(ウガン)バーレー

漁協組合の青年部によって行われます。勝った順に白銀堂(イービンメー)に詣でて、一年間の大漁と航海の安全を祈願します。


・青年バーレー

次の代を担う青年たちを育成するため行われます。


・クンヌカセー

レースの途中で船を転覆させ、泳ぎながら船を復元し、再び乗り込んで競漕します。


・アガイスーブ

行事のハイライト。ハーレー競漕の中で最も長い2,160mの距離を競い合います。古くからこの行事を代表する競技で、各村のすぐれた漕ぎ手が出場します。これに勝つことはこの行事の最高の名誉とされます。


開催日時 : 2018年6月17日(日)10:00~16:00

住所 : 沖縄県糸満市字糸満603-1

TEL : 098-992-2011