今帰仁城跡
漢字で今帰仁城跡と書いて、なきじんじょうあとと読みます。
今帰仁村にある全長1.5キロにわたる城跡です。
沖縄といえば首里城ですが、首里城以外に、沖縄にはたくさんの城跡があります。
検索してみると、195箇所もの城跡を選出しているサイトもあったりしてちょっと驚きです。
その中でも、今帰仁城跡は群を抜いて有名な所なのであります。
今帰仁城跡の歴史は古い
13世紀の頃に築かれたといわれていますが、正確にはわかっていないません。
14世紀の中国の歴史書には、琉球王国が誕生する前のこと、北部地域を北山、中部地域を中山(ちゅうざん)、南部地域を南山がそれぞれ支配ていたとあります。
その北山の王、北山王の居城であったといわれています。
その由来から、別名、北山城とも呼ばれます。
○中山軍にほろぼされる
城はこの地の守りの中心でした。
しかし、また中山が三山を統一してからは、監守という役人の居城となりました。
1665年、監守が去ったあとは、祭りを行う場所として残されました。
○美しい城壁は世界遺産になる
城壁は何重にも囲まれており、堅固です。
石垣は地形を生かした曲線をしており美しい。
国の史跡に指定されており、また、2000年に開催された第24回世界遺産委員会で、首里城跡、その他の城跡を含め9の遺産が世界遺産リストに登録されました。
カンヒザクラの名所
カンヒザクラの名所としても知られています。
カンヒザクラは中国の南部や台湾で咲き、日本では沖縄で咲きます。
ソメイヨシノよりも赤みが強い桜で、1月頃に日本一早く咲きます。
アクセス:那覇空港から車で約1時間40分
住所: 沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101番地
TEL: 0980-56-4400
観覧料: 大人400円、小中高生300円、小学生未満無料。
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